医師の働き方改革に関する検討会 報告書の概要Part.2

Part.1はポンチ絵とその中の冒頭1項目のお話でした。

このペースで進むとどうなることやら。


さて、Part.2です。

とりあえず医師が長時間労働でやばいということなので、

何が長時間を生んでいるのか、その要因について見ていきたいと思います。


参考になりそうな情報として、

独立行政法人経済産業研究所のディスカッションペーパーがありました。


■自発的長時間労働の要因
・仕事中毒
・金銭インセンティブ
・出世願望
・人的資本の回収


■非自発的長時間労働の要因

・市場の失敗

・職務の不明確さと企業内コーディネーションによる負担

・雇用調整のためのバッファー確保

・プロフェッショナリズム

・自発的長時間労働者からの負の外部効果 

鶴(2010)「労働時間改革 鳥瞰図としての視点」RIETI DP 10-J-014


本人の自発的な意志に基づいた長時間労働なのか、

そうでないのかで要因が分かれるんですね。


これは医師に限らないお話のようなので、

自分のためにもひとつひとつ掘り下げて見ていきたいと思います。


進行ぺースが相当やばい感じですが、また次回。

医師の働き方改革を考える

このブログは、過酷な労働環境にある医師の働き方改革に関する情報を追っていくページです。 「医師の働き方改革に関する検討会の報告書」を読み解いていきつつ、関連情報を随時考察していきます。

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