医師の働き方改革に関する検討会 報告書の概要 Part.1

それでは、医師の働き方改革の現状を押さえていくために、

検討会の報告書を順に追っていきたいと思います。


資料としては概要と本文の2つがあります。

まずは大づかみしていければと思いますので、概要資料から見ていこうと思います。

字しかない...


これが噂の「ポンチ絵」ですね。

最初は「1.医師の働き方改革に当たっての基本的な考え方」ですね。


医師の働き方改革を進める基本認識

□ 我が国の医療は、医師の自己犠牲的な長時間労働により支えられており危機的な状況。


特に病院勤務医の医師がそうですね。


臨床の他に研究、研鑽や指導、運営が重なって超忙しい状況は、

社会を巻き込んで精力的に活動されている大学教員(医師ではない先生方)と

色々オーバーラップしているように感じます。


みんな医学部を卒業するから、そりゃ大学と同じ文化になるよね。



「医師の自己犠牲的な」

医師のやりがいも相当に大きそうですよね。搾取されていないか心配になる言葉です。


やりがい搾取(やりがいさくしゅ)とは、経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金(および割増賃金)の支払いを免れる行為をいう。 東京大学教授で教育社会学者の本田由紀により名付けられた。(wikipedia)


賃金が支払われていないことはない(むしろ世間一般には高給取りのイメージ)

と思いますが、医師は強いやりがいを持ってそうですね。

なので少々のことでは音を上げない。上げられない。


そんな医師の社会に若手が参画するプロセスの中で、

ハードなのは当たり前という洗礼を受けるのかな。


(あっ、そういえば無給医問題なんてニュースもあったような。。。)


全然進みませんでしたが、Part.1はこの辺で。

医師の働き方改革を考える

このブログは、過酷な労働環境にある医師の働き方改革に関する情報を追っていくページです。 「医師の働き方改革に関する検討会の報告書」を読み解いていきつつ、関連情報を随時考察していきます。

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